2016年 02月 28日
ロンドン出張で見た映画 |
ロンドンに1週間出張してきた。ロンドン自体は、もうなんということもない感じ。たまたま入ったギリシャレストランが旨かったし、別の普通の(インターナショナル系)も、悪くはないけど、サプライズもない。
ポンドが190円していた頃に比べると、その頃の160円だとだいぶリーズナブルになった感じ。
今は、155円くらいなっているから、まあこれくらいが相応な相場なんだと思う(円が相対的に安すぎるんではないか)。
飛行機@JALの中で見た映画は以下のとおり。なかなか充実していて、選ぶのが楽しかった。
- コードネームはU.N.C.L.E. 「0011ナポレオン・ソロ」のリメーク版。まあ、そこそこ面白かったけど、プロット等は納得行かない。
- Our brand is crisis サンドラ・ブロックが、(悪徳)敏腕選挙コンサルタント役で、ボリビアの大統領選挙で弱小候補を勝利に導くが、、、という日本未公開作品。結構、面白かったし、サンドラ・ブロック作品は鉄板であることを再確認したが、なぜか日本未公開。
- 幸せの隠れ場所 これまたサンドラ・ブロックが、パワフルな主婦役で、孤児を家族に迎え入れて、その子がNFLの名プレイヤーになるという実話だそうだ。出てくる人々がみんな善良で(ギャングたちすら、むろん善良ではないが、悪さが淡白)現実性に欠ける。
- 攻殻機動隊新劇場版 有名な「攻殻機動隊」本編の、前日譚。公安9課がいかに組成されたか、そして本編冒頭の外交官射殺シーンの理由とは(←この構成は結構面白かったな)?しかし、攻殻機動隊の草薙素子のデザインが、本編以外、自分にはまったく受け入れられない点は変わらない。草薙はもっといい女に描いて欲しいものだ。そして、政府内外の諸機関の関係も、あまりに整理されていなくて、理解不能。で、結局、草薙の産まれ、育ったあの場所って、どこが運営していたの??
- RE: Life ~リライフ~ ヒュー・グラントが、落ちぶれた(でも、過去に傑作といえる作品の脚本を一本だけ書いた)ハリウッドのシナリオライター役を演じている、ヒューマン・ロマンチック・コメディー。舞台となっているのが、彼がほかに仕事がなくていやいや赴任してくる、ニューヨーク州のビンガムトンにある大学。 ビンガムトンなんて、普通の日本人にはまったく縁もゆかりもなく、どこにあるかわからないであろうが、実は自分が留学していたコーネル大学のあるイサカからは、車で1時間くらいの場所。ニューヨーク州の北のほうにある中規模都市。夏と秋(紅葉はみごと)は過ごしやすいが、冬は長く(感覚的には1年の半分)、雪もかなり降り積もる地域。というわけで、そこでの生活には、けっこう「ある、ある」感を抱いて懐かしかったし、女優陣が無名ながら、好みのタイプが多くて楽しめた。同僚教授に、J.K.シモンズ(「セッション」)とアリソン・ジャネイ(「ザ・ホワイトハウス」)が出ていたのがグッドポイント。
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by vonkarajan
| 2016-02-28 00:18
| 映画