2006年 09月 04日
Seikomatic 6218-8650 SGP |


ちょっと前にヤフオクで手に入れた、セイコーマチック6218-8650のSGPモデル。最近は、金時計というのは、成金ぽくてあまり流行らないようだが、少し昔は金持ちの象徴で、銀(ステンレスのみ)時計よりえらそうに見えてもっと人気があったように思う。
ロレックスなんかでも、ステンレスのみが一番人気が高く、コンビなんかの人気はかなり低下、ましてや18Kなんてのは、人気がないようだ。相対的には、余計なプレミアムを払わなくて済まずに、ロレックスを手に入れられるといえなくもないが、まあしょせんはファッション、他人がどう思うかが大事であって、「成金趣味!」って思われるのは最低避けたいところで、どうしても無難なモデルになってしまう。
ということで、上記の理論(というか気持ち)には反するが、62系セイコーマチックの最終形に近い、6218(なぜか本当の最終の型番は6216、と下るのだ)の金貼り(Specially (Seiko?) Gold Platedといって、金メッキよりずっと金の層が厚い高級仕様らしいが、違いはよくわからない)である。もともと6218のステンはもっていたが、SGPもコレクションに加えたかったんで、金時計ということで、ステンよりも3割くらい安く落札できなので満足。
65年7月製造の、御年41歳のモデルなんで、金が禿げている箇所はいくつかあるが、ダイアルも綺麗、裏蓋の摩耗・腐食もほとんどなく、時差も1日+1分弱、全体的には良好なコンディション。少し気分を変えたいときや、少しドレスアップした時用に気軽に使っている。
▲
by vonkarajan
| 2006-09-04 13:02
| アンティーク腕時計Watch